「基山サカキ」が明治神宮に奉献されました
投稿日:2018/12/28 | 最終更新日:2018/12/28
11/1~11/3明治神宮で開催された秋の大祭において、城戸生産森林組合が生産する榊が奉献されました。
明治神宮秋の大祭は、一年で最も重要な祭礼であり、特に11月3日は祭神である明治天皇の誕生日であり、天皇から派遣された勅使が君臨するなか例祭が執り行われます。郷土芸能や邦楽邦舞のほか、全国から奉納された銘酒や銘菓、特産物が展示されます。
平成28年度全国林業経営推奨行事「林野庁長官賞」を受賞した城戸生産森林組合は、平成15年からヒノキの林床を活用した榊栽培を開始し、現在では、5.5ヘクタールに約1万5千本の榊栽培を行っています。平成29年2月には佐賀県地域産業資源の認定を受け、基山町産の榊は、市場からの引き合いも多く、国産榊として、その品質を含め評価が高まっています。
基山産榊のブランドの確立を目指す「里山サカキプロジェクト」に取り組んでいる基山町産業振興協議会では、平成29年度から城戸生産森林組合や森林所有者が連携した榊の生産体制を構築し、商品パッケージ作成やデザイン改良等を推進しており、3か年で約9,500本の榊を植栽する計画です。